2014年10月22日

水漏れにおける豆知識

マンションで水漏れが起きたとき、被害を受けた部屋はもちろん、原因側でも大変なことになりかねません。
マンションで水漏れが起きる原因は、入居者の不注意や建物や設備の構造・老朽化、という2つの原因が挙げられます。
入居者の不注意が原因の水漏れによる弁償、賠償は、水漏れを起こした当事者が行うのが原則です。
また、入居者の不注意による水漏れの場所は、風呂場、洗濯機置場、トイレの順で多くなっています。
もし、水漏れがご自身の不注意が原因で起きてしまった場合、いったいどうすればいいのでしょう。
ここで、一般的な「水漏れトラブル」に関する事例と対策法をお教えします。

○水漏れの原因

事例1 風呂の水を止め忘れていた
これは、風呂の湯船に湯を出していることを忘れていた、湯を出したまま寝てしまった等が原因で起こった例です。
風呂場以外は防水が施されていません。
風呂場から水があふれ出た時点で階下にも水漏れは起こりますし、真下だけとは限らず建物のあらゆる隙間から方々へ流れます。
ただし、風呂の排水溝の掃除をしていれば、水が詰まってあふれ出ることはあまりありません。

事例2 洗濯機のホースが外れていた
これは、洗濯機のホースが排水管から外れて排水があふれ部屋一面水浸しになっていたという例です。
洗濯機をセットして外出したり、寝てしまったりして水漏れに気付かなかった例が多くあります。

事例3 トイレを詰まらせる
携帯電話やライターを落として流してしまった、紙オムツを流した、食べ残し等の生ゴミをトイレに流して詰まらせた等、さまざまな例があります。
異物が詰まりの原因の場合、水を流すほどに奥の方へ押し流されるため、除去が困難になります。
また、水を流しすぎて水があふれることもあります。

○水漏れの対処

不注意で水漏れを起こしてしまった場合、謝罪と弁償になります。
水漏れの賠償は数百万円となる事もあり、賠償に窮することになりかねません。

そこで、『借家人賠償付火災保険(借家人賠償責任保険)』という保険があることを覚えておいてください。
部屋を借りるときに火災保険に加入した覚えがある方も多いと思います。
賃貸契約のときに保険の加入・継続が義務付けられていることが多いのですが、必須要件でなくても必ず加入しましょう。
また、肝心なときに未更新で無効という風にならないよう、保険会社や管理会社、家主から更新の連絡が届いたらすぐに更新しておきましょう。



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